DAW

DAWってなに?

2016/06/02


録音したものに自分で伴奏を付けたい。
伴奏に自分の演奏をのせたい。
録音したものをエフェクトをかけたり編集したい。
等々、録音を始めると色々な欲求が出てきます。
そんな時には「DAW」というソフトが必要になります。

DAWはDigital Audio Workstation(デジタル・オーディオ・ワークステーション)の略です。
音楽の楽曲制作用ソフトウェアといったところでしょうか。
録音、編集、ミキシング等、一連の作業が出来るように構成されたソフトです。
かつてはMIDIシーケンサー(いわゆる「打ち込み」)や波形編集等それぞれのソフトやハードがありました。
それらを統合したものが今日のDAWの一般的な機能です。

ただ、DAWによって進化してきた歴史(ベースとなるソフト)が違い、それぞれ長所、短所がありますので自分にあったソフト選びが重要です。

録音におけるDAWの役割

では、録音時にDAWを使う意味とはなんでしょう?
一番大きいのは「トラック別に録音できること」です。
例えば、ギターを伴奏に歌を歌って、それを録音したい、という場合。
今ならスマホなどでも簡単に録音できますよね。
それで録音したとして、一緒に録音するとそのまま、ギターを弾きながら歌った音が録音されます。

これを例えば、後からギターのみや歌のみ音量などを調整しようとしてもできません。
別々で録音したとしても個別の音楽ファイルができるだけです。

それが、DAWを使えば、その個別のファイルを並べて個別に調整できるのです。
楽器ごとに録音すれば、それぞれ個別に調整することも、一緒に調整することも可能になるので、全部まとめて録音するよりはるかに調整しやすくなります。

なので、録音する時クオリティを上げたいと思うと、DAWは必須となるのです。

代表的なDAW

代表的なDAWとしては、

等があります。

OSによって使用できるソフトが違い、一般的にはWindowsはCUBASEかSONAR、MACはLogic StudioかPro Toolsという場合が多いようです。

そして国産のソフトを使いたい場合はSSWといったところでしょうか。
これらは機能によって価格がわかれていて、同じタイトルのソフトでも数種類のバージョンがあります。
自分に必要な機能と価格との相談になるでしょう。

また高機能なソフトはPCのスペックもある程度高くないと満足に動かせませんので、この点にも注意が必要です。

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