録音のコツ

ピアノ録音

生ピアノ、特にグランドピアノの録音についてですが、
ピアノの場合、鍵盤を叩くと中のハンマーが上がり、弦を叩くという特性上、音を出す場所が左右に広がっています。
ですから、できるだけステレオマイクで録音するのがいいでしょう。

同じ機種のマイクを2本用意して、弦から50センチほど離れた場所から録音します。
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マイクはコンデンサーマイクが定番です。

また、グランドピアノは音の響きが重要な楽器です。
アンビエンス用にマイクを(可能なら)2本用意しましょう。
これは上からピアノ全体を狙うように立てるのがいいです。

このアンビエンスが立てられない場合、ステレオマイクを少し離して録音するようにしましょう。

音量に注意!!

グランドピアノはかなりダイナミックレンジ(音量の幅)が広い楽器です。
レベルをオーバーしてしまわないように注意しましょう。

録音前のレベル合わせは慎重に行いましょう。
せっかくの良いテイクがクリップのせいで使えなくなってしまう可能性があります。
最大音量で6dbくらいマージンが取れるよう調整すれば大丈夫でしょう。

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