ミックスダウンとは？
ミックスダウンの目的
各楽器の録音が終わったらミックスダウンをします。
これは主にPCと「DAW」というソフトを使って行います。
「ミックスダウン」単に「ミックス」とも言いますが、これは何のために行うのでしょう？
録音が終わった時、各楽器で録音していたら、その数だけトラックがあります。
これを最終的にステレオの2チャンネルにする。なのでミックス「ダウン」というわけです。
その過程で各楽器の音量調節やエフェクト等を使って、バランスを整えていきます。
このミックス後のものを「2MIX」といい、その後の最終工程「マスタリング」へ進みます。
このミックスを料理で例えると、録音は各食材の調達、ミックスダウンは調理に当たる行程といえるでしょう。
食材、調理どちらもしっかりできないと美味しい料理はできませんよね？
ただ、始めに覚えておいて欲しいのですが、
「ミックスで何でもやろうとしない」
これが結構大事です。
録音段階でダメなものはどうなろうがダメな事が多い。
潔く録音し直すという決断も、結果的にはその方が早いという場合もあります。
もちろん、それが出来る場合に限りますが…。
ですので、「後で処理すればいいや」という考えで録音するのはやめましょう。
理想はミックスでほとんど「する必要がない」という録音です。