録音のコツ

管楽器の録音

管楽器は主に金管楽器(トランペットやトロンボーン等)と木管楽器(フルートやサックス、クラリネット等)に別れます。
基本的にはどちらも1m位離れた、やや上からコンデンサーマイクで狙います。
金管は音の出口を狙いたくなりますが、楽器全体の響きを録るよう考えましょう。

また、木管は吹き込み口を狙うと息の音を拾ってしまいました、音が汚くなってしまいます。
あまり意識せず、楽器全体の鳴りを録るようにしましょう。

フルート等は音量が小さいので、40センチ位の距離がいいです。

コンデンサーマイクが合うと書きましたが、特に真空管マイクが合う場合もあります。
ソロやインストでメロディを担当する時はぴったりです。

もしくはラージダイヤフラムでなく、ペンシルタイプのコンデンサーマイクもおすすめです。

音量に注意

管楽器もダイナミックレンジが広い楽器です。
録る前に一番大きな音で演奏する場所を試してもらい、4dbほどマージンを取れるよう調整しておきましょう。

また、管楽器の録音はイスに座って録音する事が多いのですが、演奏していると、だんだんマイクに近付いていく人がいます。
そうすると、音量が変わってしまいますので、注意しておきましょう。

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