おすすめのUSBオーディオインターフェイス【5万円未満】
2016/05/24
現在、最も普及している規格がUSBです。
ですので、オーディオインターフェイスでも当然多数存在します。
音楽制作はMacが主流なので、かつては高級機器はFIREWIRE接続が主流でした。
ですが、USB2.0(最大480Mbps)が普及してから転送速度や安定性も問題なくなり、普及率もあり、現在の最新機器ではUSB接続が主流になってきています。
MACでもUSBが搭載される事が多くなってきました。
また、FIREWIREとUSB両方の端子がある機器も発売されています。
さらに高速なUSB3.0(最大4.8Gbps)もあり、対応機器も増えてきました。
windowsマシンをメインに使用している場合は、USB接続を選んでおくのが無難でしょう。
5万円以下、というのはいわゆるエントリーモデルとなり、価格の差=端子の数となっていることが多いので、使用用途で選びましょう。
基本的にはSTEINBERG社とROLAND社の2強な感じはあります。
【価格帯別】人気のUSBオーディオインターフェイス
2万円未満の人気オーディオインターフェイス
STEINBERG ( スタインバーグ ) / UR12
DAWソフトの定番・CUBASEのメーカーで有名なSTEINBERG社製。
と、いっても親会社はYAMAHAなので、日本製みたいなもの?
マイクプリアンプのD-Preがとにかく評判がよく、最近のYAMAHA社製のミキサーにも軒並み搭載されています。
実際、ミキサーで使っていますが、評判いいのもうなずける出来。
入力はxlr端子が一つとHi-Zが一つずつで出力はRCAのみとシンプルな構成。
マイクやギターなど、一つしか繋がず、とりあえずきちんとした機材で録音してみたいという人向け。
さらにこの価格で24-bit/192kHz 対応、iPad 対応しているというのも嬉しい。
サウンドハウスでも売れ筋1位というのも納得。
配信にも使用できるようにループバック機能あり。
また、Cubase AI(機能制限したバージョン)が無料で付属していますので、これを買えば、とりあえず、ハードとソフトはそろいます。
STEINBERG ( スタインバーグ ) / UR22mkII
STEINBERG ( スタインバーグ ) / UR22mkII
ベストセラーとなったUR22の後継機種。前機種との違いはループバック機能。配信にも使用できるようになりました。
UR12との違いはチャンネル数。こちらは2in 2outとなっています。
xlr端子が2つあるので、マイク2本を同時に録りたい人などはこちらがオススメ。
また、MIDI端子もあるので、MIDIキーボードなどを繋げたい人もこちら。
STEINBERG製のオーディオインターフェイスは低価格機種の定番となっている感あり。
「CUBASE AI」とiPad用の「CUBASE LE」も付属しています。
ROLAND ( ローランド ) / DUO-CAPTURE EX UA-22
ROLAND ( ローランド ) / DUO-CAPTURE EX UA-22
こちらも低価格帯では定番のROLAND社製。
電子ピアノなどで有名なメーカーで、かなり前からオーディオインターフェイスを製作、販売しています。
USBバスパワー、乾電池、ACアダプター(別売)と複数の電源に対応しているのは嬉しいところです。
2in 2outで入、出力数・価格など上記のUR22mkIIとほぼ同じ。
違いといえば、こちらはサンプリング周波数48kHzまで。
こちらの付属DAWはAbleton Live Lite。
iPad接続対応、ループバック機能あり。
BEHRINGER ( ベリンガー ) / UM2
BEHRINGER ( ベリンガー ) / UM2
BEHRINGER ( ベリンガー )といえば、低価格!というほど低価格には定評のあるメーカー。
でも、安かろう悪かろうとも言い切れない、侮れないメーカーで、最近オーディオインターフェイスに積極的です。
こちらは、2in2out入出力(xlr1つとHi-Zが1つずつ)と超シンプルな構成でなんと一万円を余裕で下回る低価格。
でも、マイクとギターの同時録音可能など、基本はおさえています。
さらに「プラグインパワー」のマイクも使用できる珍しい機種。
付属DAWはTraction 4。
PRESONUS ( プレソナス ) / AudioBox 22VSL
PRESONUS ( プレソナス ) / AudioBox 22VSL
もともとマイクプリアンプのメーカーとしてスタートしたPRESONUS社製だけあって、安価な割りに音質の評判は良い。
マイクプリアンプの数で上位機種がいくつかあります。
こちらにはStudio One ArtistというDAWソフトが付属。
パソコンに負荷をかけないDSPミキサーソフトがあるので、EQやリバーブをかけながら録音してもレイテンシーが増加する事がないという利点も。
2万円~5万円の人気オーディオインターフェイス
STEINBERG ( スタインバーグ ) / UR44
STEINBERG ( スタインバーグ ) / UR44
UR22からさらに入出力を増やし、6in 4out となっています。
xlrが4つあるので、マイク4本使用してのマルチチャンネル録音が可能。
ここらへんの価格差は、音質というよりは端子数によるものと考えてもらっていいので、使用目的によって選ぶのがいいでしょう。
ただ、ヘッドホン端子が2つあったり、DSPミキサーやエフェクトを搭載しているなど、より本格的な録音に適しています。
ヘッドホン端子が2つあると、1人は演奏、1人は録音など、分担して行う時などに便利です。
また、DSPエフェクトがあれば、リバーブなどをかけながら録音してもレイテンシーは変わりません。
ROLAND ( ローランド ) / QUAD-CAPTURE UA-55
ROLAND ( ローランド ) / QUAD-CAPTURE UA-55
根強い人気のROLAND(ローランド)製のオーディオインターフェイス。
ぱっと見ではUA-22との違いが分かりにくいですが、こちらは192kHzまで対応。
デジタル入出力も付いています。
なので4in 4out。
最適な入力レベルを自動設定可能な「AUTO-SENS」搭載しているので、録音初心者でも安心です。
STEINBERG ( スタインバーグ ) / UR28M
STEINBERG ( スタインバーグ ) / UR28M
6in 8outと豊富な入出力を備えた機種。
ただ、xlrは2系統なので、マイクを複数繋げたい人は注意。
一番の特徴は出力端子の数。
trs出力が6系統あるので、モニタースピーカーを最大3セットまで接続可能。
ヘッドホン端子も2系統。
ミキサーでいろいろとコントロールできるので、録音だけでなく、ライブでオケを流したい、などという用途にも便利。
また、オーディオインターフェイスには珍しく、ミニジャックの入力端子も付いています。
他とは違う独自の規格で作られているので、用途次第ではオンリーワンの機種になるかも。
PRESONUS ( プレソナス ) / AudioBox 1818VSL
PRESONUS ( プレソナス ) / AudioBox 1818VSL
xlr端子が8つあるので、これだけでドラムなど多数のマイクが必要な録音が可能です。
さらにADAT入出力もあるので、拡張性があり、S/PDIF同軸I/Oも搭載され、最大18同時入出力が可能。
バンドの同時録音などの用途に合っています。
付属DAWはStudio One Artist。